教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

中学生数学が苦手な方へ

みゆです

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中学生数学は計算、関数、図形、証明この4つが主な柱となります
当然高校入試もこの柱で問題が構成されます

つまずくポイントは
1.計算からつまずいている→計算ミスが多すぎる
2.文章題になると解けない、特に文字が入ると難しい→小学生の頃の速さや割合の問題が出来てない
3.関数の問題が分からない→2でつまずいている生徒は、2年生の一次関数で大抵点数がとれません
4.図形、証明→1.2.3で点数がとれていなくても定期テストでは点数がとれる可能性はある。ただし入試問題レベルは対応出来ない

 

1.2でのつまずきは完璧に小学生の頃の算数の苦手が原因です
当然1.2でつまずく生徒に3.4の克服は難しい

今、中学生で1.2がつまずいているのであれば、まずは小学生算数に戻るべきです。
小学生算数は夏休みの1か月で大抵仕上がります
と、思うのですが高校生の数学でも書いたようになかなか自分では取り組めません
この場合は塾ではなく学校で、30点未満もしくは平均点の半分しか点数を取れない生徒には
小学生レベルの算数ドリルを課題に出したらいいと思います
塾でこのレベルの問題を取り扱うとなると、本人・保護者の理解がかなり必要となりますので、中学生については強制的に学校で行ってもらいたいものです
もちろん管理は塾でしますが、ご家庭でもこのような価値観を醸成していただきたい