教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

小学生の算数

たかです。

小学生は算数で何ができるようなればいいか?を考えるステップとして
小学生はどこでつまづいているか?を検証してみたいと思います。
実は私、小5,6年生の算数を担当しています。中学受験はしない子たちなので
毎週楽しくのびのびとやってます。

ただ毎年やってて、子どもたちは判で押したように同じ場所でつまづくんですよ。(教え方が悪い???)

・小数の割り算(概数であらわすもの)
・小数の割り算(余りの位取り)
・分数・小数と単位(例えば、1.3時間=1時間3分のような誤り)
・単位換算(基本の倍数は’理解しているが、変換時に掛け算と割り算をまちがえる→時計で言うと60倍はわかっているが、×60と÷60をまちがえる)
・割合の「比べる量」と「もとにする量」の区別
倍の3用法(単位換算と同様に×と÷をまちがえる)

テーマは異なりますが、すべてに共通するのは「数字に対する感覚の少なさ」ではないかと思うことがよくあります。
例えば、人数を求める問題で、割る数と割られる数を逆にして、出てきた答えが3.2人。ここで、あれ?って気づいて欲しいのですが、そのまま <下線>答え3.2人</下線> と書いてしまう。。。

こういう感覚を小さい頃からきちんと養っていくにはどうすればいいのでしょう???

f:id:miyutakaX:20170703235853j:plain