教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

ちからワザ VS 文法

たかです

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新中1生に英語を教える場合、学習塾では2つのタイプの先生がいます。
ちからワザタイプ=「みんな!来週までにこの単語50個と例文25個を覚えて来いよ。テストするからね!」
文法タイプ=英語は主語の次に必ず述語(動詞)が来ます。・・・」
どちらが良い悪いではなく、どのタイミングでどちらのタイプを取り入れるか?だと思います。
新中1生は入学前の春休みに「先取り講座」と称して英語を習う機会が多いと思います。
そういう比較的余裕のある時期には、ぜひ「文法」を取り入れて欲しい。
みゆも書いていましたが、中学生に欠けているのは「品詞の概念」と「文の組み立ての概念」です。
この2つを「pre English」のこの時期に頭に入れておくだけで、その後の展開が随分違ってきます。
「品詞の概念」はイメージできると思うので、「文の組み立ての概念」について少し書きます。

◆ I am play baseball の原因と対処法
中1生が必ず一度ははまる落とし穴「be動詞と一般動詞の混同」です。
①「何は何だ」=be動詞
②「何はどんなだ」=be動詞
③「何はどうする」=一般動詞
これを少なくとも入学前の春休みに教えて、中1の夏休みまでは徹底的に頭に叩き込みます。

◆ I every morning at seven get up の原因と対処法
例文のように極端な人はいないと思いますが(笑)、単語を並べる順番を日本語の語順で組み立ててしまうミスです。
私の父は英語の先生です。 → ①私の父は/②英語の先生/③です。
ボブは日本語を勉強します → ①ボブは/②日本語を/③勉強します。
のように、SVCまたはSVOの日本語を3つに分けます。そしてこれを英語にする時の語順は「①③②ルール」であることを徹底的に叩き込みます。日本語と英語は異なる言語なのだから、日本語と同じ語順で英語を組み立てると「100%間違ってしまう」ことを徹底させるのです。

そして、やかましく言わなくてもこの2つがある程度身についたタイミングで、「ちからワザ」に移行します。
学年無差別の単語暗記大会のようにイベントと組み合わせるとより盛り上がります^^