読解力のリテラシー② リテラシーっていつから鍛えればいい?
つづきです。
エラそうに書きましたが、たか自身にリテラシーを鍛える特効薬とか秘策があるわけでは残念ながらありません。
ただ、1つ言えることは、大学入試がこのような「リテラシー=何か表現されたものを読み取って、その意図を自分の言葉で記述する力」を求める方向に舵を切ろうとしていることは確かだ ということです。
そしてこの力を鍛えるには「小学校高学年から」だと私は思うのです。
小学生は低学年のうちは言っていいことと悪いことの区別があいまいです。
平気で友達が傷つくようなことを言ったり、家で母親が言っていたことをそのままクラスのみんなの前や先生に伝えたり・・・学校や塾の懇談で「げっ!うちの子そんなことまで・・・」と恥ずかしい思いをなさったお母さんは多いと思います><
でも、学年が進むにつれて友達づきあいを通して「人には本音と建前がある」ことを学びます。時には友達とぶつかって心に痛い傷を追うことも・・・その時期が小学校高学年だと思うのです。今の子どもは「いじめ」が原因で昔の子どもに比べて、集団の空気を読むことには敏感になっているように思います。だから、「そういうこと」が分かり始める時期から訓練を開始するのが良いと私は考えます。