受験者、合格者、水増し問題
みゆです。
毎年、思い出したように受験者や合格者の水増し問題がニュースになります。
私からすると、何を今更?というのが率直な意見ですが皆様はいかがでしょうか。
例えば、中高一貫の私立高校は附属大学への受験を勧めたりしていませんか?
成績の良い方で受けたくないといっても受験料免除で受験させるとかなんとか。これと裏金払うのと何が異なるのでしょうか。
今回の大阪産業大学の件は何を今更感が満載です。まさに氷山の一角のような。
大産大に賠償命じる=「やらせ受験」で名誉毀損―大阪地裁 (時事通信) - Yahoo!ニュース
同じように、合格者の水増しもあたり前田のクラッカーですよね!(ふるっ!)
「関関同立の合格者120名」とうたいながら、「1人が6つの合格数を稼いでます」なんて話ザラですよね。
これは学校だけでなく塾も同じです。
あとこれを言ってはいけないのですが…、大抵の塾は、賢い生徒が入塾したら何もしなくても合格していくのです!
特に個別指導塾の合格実績は、進学校の学生の在籍が多いかどうかがかなり重要な要素となります。一方で、個別指導でハイレベルな大学の実績が出ていれば、その生徒を教えることのできる先生が少なくとも存在しているということなのでその点においては信頼はできます。
危険なのは国立大学の実績が少なく、私立大学ばかりの塾です。なぜ危険かというと、国公立大学は1つしか受験出来ませんが、私立大学は複数受験が可能なので1人の優秀な生徒が複数大学の合格実績を叩き出している可能性が高いのです。
大学の合格実績を見るのであれば、国公立大学、文系と理系を輩出しているかは少なくとも確認した方がいいです。
また、地元の中学や高校受験の実績発表でよくされている事ですが、今年の合格者数や割合を書かずに「5年で何人合格!」と書いている塾もありますね。
それを見ると「あぁ今年は実績を出せなかったんだな」と勘ぐってしまいます。
視点を変えて塾のチラシの内容を見てみると面白いですよ。