パソコン修理(=改造)後半②
たかです
万策尽きた翌日。
初心に戻って、一度元のHDDをつないで中を見てみることに。
全バラシ(この頃になるとネジをそこらへんに適当に置いても大丈夫。5分でSSDに到達!(笑)して、SSDをはずしHDDをつないで起動してみます。Windows10が起動するのですが依頼者が言うとおり「劇遅」です。よくこれを商品として売るなぁと。
確かにモノが壊れているわけでもないし、何かが欠品しているわけでもない。
要するに「バランスが悪い」んです。いろんなソフトがてんこ盛り。肥大化したOSを動かすだけでもメモリ4GBではしんどいのかもしれません。
初めてじっくり見るWindows10の画面。個人的にはWindows10登場時のMicrosoftの究極の「おせっかい」に嫌気がさして、避けてきたOSですから。実際にたかの個人PCのうちの1台は朝起きたら勝手にWindows7からWindows10に切り替わっていましたから。めっちゃあせりました。そーゆーおせっかいな所が嫌で、PCを買うとまず最初にWindowsのクリーンインストールをしてきた派ですので(笑)無料だからいいってもんじゃない。天下のMicrosoftがすることかよ!って本気で思いました。同じ意見の人はきっと多かったハズ。
でも、そのデスクトップを眺めているとき、ふと「リカバリーディスクの作成」あるんじゃね?ってひらめきました。メーカーPCの初期状態には必ず存在してきた「リカバリーディスクの作成」これでDVDを作成してSSDにリカバリーしてしまえばいいじゃん、と思ったわけです。早速画面を見ていくのですが、、、どこにも見当たりません。
まさかDell様に注文して買わないといけないのか?と思いながらGoogleセンセーに聞くと、Windows10初期導入PCにはリカバリーディスクなるものが最初から存在しないらしいのです。はぁ。。。隔世の感とはまさにこのことですね。UEFIシステムといい、リカバリーディスクの廃止といい、しばらくさわってない間に世間に置き去りにされている。。。><
気を取り直して調べてみると、「回復ドライブ」なるものを作成するんだとか。
幸い購入してから全くつかってなかったとのことなので、とりあえず16GBのmicroSDカードを準備して、とりかかることに。
DellのHPで
Windows 10 で回復ドライブを作成する方法 | Dell 日本
↑を参考にして実行しました。無事成功。
早速、何度目かの全バラシをしてSSDを装着、BIOSをdefaultに戻してUSBメモリから起動。あとは画面の指示にしたがって進んでいくと・・・うまくできました。
ようやく、PC復活です。
長い、長い道のりでした。