模擬試験の試験監督
たかです
先週の日曜日にたかが勤めている塾で「全国模試」が行われました。
無料で広く一般の生徒を集めて行われるテストです。
「全国統一小学生テスト」ではありません(笑)
たかは、「小3」「小4」「小5」の試験監督をしました。
たった1年のちがいなのに、こんなにも違うのか!っていうほど違います。
どこの塾も(おそらく?)そうですが、最近は模試もハイテク化され、生徒の答案をスキャナで読み込み、記号問題は自動採点。記述問題を担当がPC上で採点します。
自動採点のシステムにうまくのっけるために、答案にはいろいろと「お約束」があります。その1つが受験番号。数字を「デジタル数字」で記入しなければいけません。
いわゆる、「電卓の数字」です。解答用紙の受験番号記入欄に、うすい点線が印刷されていて、生徒はそれをなぞって自分の受験番号をデジタル数字で書きます。
採点時にスキャナで読み取った画像をPCが認識して、誰の答案なのかを特定します。
この部分の記入が不正確だと、スタッフが1枚ずつスキャナ画像を確認して、受験番号を手入力しなければいけません。
つまり、「この部分の精度でわれわれの帰宅時間が決まる」というわけです(笑)
ところが、小3はこれができない><
試験前に「お手本(=受験番号欄のすぐ下に印刷されている)と同じように書いてください」と説明しても、小3だと半数ぐらいしかできません。
これが小4、小5になると、一度説明すればすっとできます。
それから、国語の試験。
学校レベルとは一線を画すテストなので、問題用紙が10ページを超えることもざらです。そうなると、小3は問題が次にどこにあるのか、が分からなくなります。
「試験中に困ったときはだまって手を挙げる」というルールなので、しょっちゅう手が挙がり、そのほとんどが「この問題はどこにありますか?」です。
また、ふだん塾に通っていない「お試し受験」の生徒は、隣の席を堂々と「がん見」です。
しかし、小4、小5になるとそういう場面はほとんど起こりません。
この時期の1年の重みってすごいなぁと思わされた一日でした。