教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

会心の授業

たかです

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われわれ塾講師は仕事で毎日授業をします。

これは学校の先生も同じです。

でも、「会心の一撃」=自分でうまくいったと思える授業 は年間に

数えるほどしかありません><

「おいおい、それで授業料を取ってんのかよ」と言われれば、返す言葉はありません。。。汗;

新人もベテランも関係なく、われわれの商品=授業 ですから、何年たっても、毎年同じ学年を担当しても、必ず予習をします。予習と言っても「問題を事前に解いておく」のではなく「どのような流れで授業を展開するか」を考えるわけです。

毎年同じ学年を担当していれば、教える内容は変わりません。しかし、自分の授業を受けるメンバーは変わりますので、去年と同じ反応が返ってくることはありません。また、つまづく箇所・人数が同じではありません。もちろんクラス全体のレベルも微妙に異なります。そのあたりを加味して、授業の導入~展開~まとめの組み立てを考える。これが「予習」です。

 

自分の授業が上手くいったかどうかを判断するたった1つの方法は、授業の最後に「じゃ、今日はここまで」と言ったときに、「え?もう終わり?」のひと言が出るかどうか? です。

これが、月1ぐらいしか出ないんです。なかなか出ない><

だから出たときは、心の中で「よっしゃ!」と叫びます(笑)

 

きっと、学校の先生も同じじゃないかなぁ。。。