国語の勉強法と英語長文の勉強法の共通点
たかです
国語の勉強法と英語長文の勉強法の共通点
1つは「1問にじっくり時間をかけて取り組む時期」と「数をこなして演習しまくる時期」がどちらにも必要だと思います。
試験は常に「時間とのたたかい」。
どちらも「読解のスピード」「解答を組み立てるスピード」「書くスピード」が要求されます。しかし、残念ながらこの3つは一足飛びに身につくものではありませんし、
ましてや気合で乗り切れるものではありません。したがって、1年次や2年次にじっくりやって。3年次に数をこなす必要があるわけです。
2つめは、「じっくり」の手法です。
どちらも、本文を読む → 分からない語句を辞書で調べる → 文や段落のつながりを理解する → 要旨をまとめる という一連の流れが必須です。
国語(論説文)の手法を例に挙げると
1.本文を読む(この時、意味の分からない語、読めない漢字に線を引きましょう)
2.意味の分からない語、読めない漢字を辞書で調べる(電子辞書OK!)
調べたらついでに覚えてしまいましょう。
人間は身体を使うほど記憶に残るようにできています。
目で見て、口で言いながら、それを耳で聞き、書いて覚える → これが最強!
3.段落ごとに、「最も大事だと思う1文を」抜き出してノートに書く
4.抜き出した文をつないで「要旨」を作ってみる。(この時、単につないだだけでは意味が通らなかったり、文章がねじれたりします。適切な接続詞や文章中の語句を補ってできるだけ自然な日本語になるように心がけましょう。
5.できれば、4で作った文章を国語の先生に見てもらう。
6.最後に設問を解く
7.記述の解答は国語の先生に見てもらう。
1~4を繰り返すだけでも、半年もすれば県立高校入試レベルの読解の記号問題はほぼ正解できるようになるでしょう。
受験生のみなさん、ぜひお試しを!