自分を知る、そして対策をとる②
みゆです
昨日の話の続きです。
「苦手なところが分かっている、けれどなかなか苦手を克服できない」
たくさんの個別指導塾で頭を悩ませているのがこの層の生徒です。
この層の生徒は熱心な子も多く、やれ!って言われたことについては素直に取り組んだりするんですよ;;でもなかなかこちら側が思うようにできないんです!
赤文字で書いたところが非常に重要!
先日大学生の書いたツイッターの話をしましたが、そのツイッターでは「誰でもできる」前提で話が進むため少々疑問に思うわけです。
うまくいかない理由が「私のやり方が悪い」であることは当然の理由ではあるのですが、
15年以上生きてきた中での生活リズムや持ち合わせた時間配分や要領の良し悪しなんて一朝一夕で変わるものではないんですよ。
自分を知り(自分を知ってもらい)、対策まで説明するのですが、なかなかその対策を実践できないのは、時間の使い方の部分で挫折してしまうところに原因があるのです。
あっちを立てればこっちが立たずな勉強になってしまったり
学校の小テストで点数をとるために勉強するものの全く復習しなかったり
一つの科目に時間をかけすぎたり、意味のない予習にこだわったり
努力はいとわない真面目さん達です。
学校の先生には好かれますが、残念ながら指定校推薦以外に道はありません!
では、自分の苦手な部分を知っても対策はとれないのか??
対策はとれるよ!!とは胸を張っては言えません。塾の意味ってなんなの?って思いますよね。根底にあるのは生活リズムの改善も含むため、生活管理までは対応できず、歯がゆい思いをすることが多いのも事実なんです。
教育って生活まで管理していかないと根本的な部分からの改善は難しい、今はこのように考えています。