教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

授業評価

たかです

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私が勤務する塾では年に2回生徒が担当の先生の授業評価を行います。

「説明は分かりやすいか?」

「授業は楽しいか?」

「先生の授業で成績は上がりそうか?」

など5つの項目をそれぞれ4段階で子どもたちが先生を科目ごとに評価します。

最近はどこの塾も、教室での「ライブ授業」と、パソコンで受講する「映像授業」がありますが、わが塾も同じです。たかは「映像授業」にも出演しているため、両方の評価を受けます。

たかは文系なのですが数学が好きなので、小・中学生の算数&数学と中学生の国語と高校生の英語を担当しています。

評価はアンケート形式で行われ、終了後に回収して集計し、担当ごとに項目別平均点が出ます。極端に評価が低い場合は「指導者再研修」を受けなくてはいけませんが、めっちゃ評価が高くても給料は変わりません><

毎回集計を見ると、同じ傾向が見られます。

 

授業の種別で言うと、評価は「ライブ授業」>「映像授業」となります。

ライブ授業は生徒との言葉のキャッチボールが中心で、時には脱線したり、叱ったりとメリハリがあります。それに対して「映像授業」は目の前に生徒がいてもカメラが回っているのと、直接指導しない生徒が見る可能性もあるため、どうしても「よそ行き」の授業になり、一方的な感じになります。また、撮影している教室では盛り上がっても、その熱気がPCの画面で見ている生徒には伝わらないことが多々あります。

 

科目の種類で言うと、その他の4科目>国語となります。

国語は「なるほどね!」とか「おお、そうか!」の演出が他の科目に比べて非常に困難です。数学だと華麗な別解を披露すると上位の生徒たちは「おぉっ!」となってくれますが、国語にはそもそも「別解」なるものがめったに存在しません。また数学のように公式にあてはめて・・・という目で見て分かりやすい解法があるわけではありません。

特に記述式の問題は模範解答のような100点満点の答えは到底書けませんし、少し難解な論説文なんかだと「何言ってんだ?コイツ」的な状態になってしまいます。

 

評価が上位の人は支持率90%を超えます。若手からベテランまで毎回ほぼ同じ人です。

たかは年齢的にはベテランですが、評価は・・・・><;

なかなか思うようにはいきません(笑)