計画通りに伸びない生徒のパターン
みゆです
センター試験が終わりました。
今日は自己採点を集約しますが、2017年度は色々と自分にとっては「想定外」な一年となり、その想定外とは「計画通りにいかない」ということです。
「そんなの当たり前じゃないか!!!!!」と一蹴されそうですが…
計画を修正しても修正しても成績が伸びない。
センター試験でいえば、あっちの科目が上がればこっちの科目が下がる。6割の壁を越えられないという感じでしょうか。
一方で、「計画しても無駄だから無計画に授業を進める」というのは塾としては出来ないじゃないですか。それこそ無責任になりますし。
要するに八方ふさがりなんです!
毎年このような「計画通りにいかない生徒」っているものですが、今年は特にその数が多かったこと、そして1年半という長期スパンで計画した学習が実を結ばなかったことに結構凹んでおります。
ここからはぜひ保護者様に読んでもらいたい、受験生が読むのであれば「自分がどういうパターンに分類されるのか」を考えてもらいたいと思います。
それではなぜ、計画通りにいかなかったのか
- 本人が持っている要領の見極めが甘かった
- 本人の努力不足
- 本人が身につけている学習の仕方
- 学校(クラブ)などの周りの環境
大きくはこの4つが影響していると考えらます。
- は塾の責任です。要領の見極めは非常に重要で、計画を立てても本人が実行できなければ絵に描いた餅となります。
- は本人の責任です。やはりコツコツと頑張る人は何かしら報われます。自分が出来ないと思う人は②でカバーするしかありません。
- これは「要領の良さ」と関連が深いです。そして身に付く年齢は小学生~中学生だと思いますので高校生まで来るとなかなか修正が難しい。③を変えつつ②を努力すると伸びない成績は必ずあがると思います。(しかし、習慣とか性格的なものを変えるのは「毎日少しずつ」が鉄則。週1,2回の塾ではここまではなかなか手をつけられません)
- 単純に勉強する時間を持てないパターン。浪人したらぐいっと伸びるパターンは④に当てはまる生徒です。
最近急成長を遂げた「武田塾」は③→②に着目した塾形態です。
大抵センターで7割を超えられない生徒は自分で計画を立てることが出来ません。
自己分析が出来ていない場合が多いからです。
自己分析が出来ていなければ勉強する科目の優先順位も時間もうまく配分することが出来ません。こういうケースは集合塾にいっても伸び悩みますので、個別指導かそれこそ計画から立ててもらえる武田塾のようなところに行った方がいいのではないかと考えます。
ただ、今年は私の計画に生徒を「とりあえず乗せておいた」感が否めないので、来年度は一度自分で計画を立てさせて修正するという方針をとりたいですね。
次回は「要領の悪さのパターン分け」を記事にします。
色々なタイプの人間がいるんだとしみじみ思います。
こちらのブログに詳しい大学情報書いています