教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

脳の活性化

みゆです。

 

今日はいつも見ている In Deep

 

さんの「脳の老化を構造的に止めるために」

https://indeep.jp/meditation-rebuilds-brain-grey-matter-and-dna/

という記事を紹介させていただきます。

 

記事を要約すると

「8週間の瞑想によって、脳の灰白質が再構築される」というもの。

灰白質とは「神経細胞が集まっている部分」、認知とか意識とかそういうものの源になっている部分が集まる脳の部分のようですね。

塾生にも自律神経失調症等で悩んでいる生徒がいますが、その子たちはこの灰白質の一部分に問題が多いということのなのでしょうか。

というこうとで調べてみると論文が出てきました。

「分子遺伝学の新しいアプローチによる精神疾患解明」日本生物的精神医学会誌

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/23/1/23_15/_pdf

やはり自立神経失調症の方には灰白質の減少がある程度はみられるそうです!

そんな灰白質ですが、なんと瞑想をある一定期間続けると「構造的リフレッシュされる」とか。

 

話は少し変わって、記事の著者In Deepさんと同じく私も恐怖や不安を感じやすい人間です。

恐怖や不安に感じるメカニズムのひとつが「脳の灰白質」ということであれば、その灰白質の構造が劇的に変化する、という記事を読むとやはり興味はありますね。

だってストレス体質が軽減できるなんて素晴しいと思いませんか?

たかはストレスを感じないように思考を変えることのできる人ですが、

私はストレスを感じるとすぐに身体にぶつぶつが出るような人です。

なのでストレスを感じにくくなればどれだけ生きやすくなるのだろうかと。

生徒にも登校拒否の方がいらっしゃるので、このような研究が進めば精神的に苦しむ生徒の助けにもなるのではないだろうかと考えます。

 

では、灰白質を変化させる核となる「瞑想」を少し探ってみると

アメリカのウィスコンシン大学の研究で

・脳の構造を「良い方に変化」させること

・DNAの発言を変化させること

が明らかになっていて、違う方面での研究でも「瞑想が脳の何らの部分には影響を与える」ことが分かっていて、さらに長期的に瞑想をしている人はしていない人よりも若い脳を持っているという研究発表もされています。

 

瞑想!素晴しいですね!!!!!

 

じゃあ明日からやろう!!!!!

 

とこういう記事を読むと思うのですが、残念ながら続かないんですよね…

例えば座禅とかヨガとか。好きだったらまだしも興味なかったら続かない。

そういう人のために

「より良い脳を作り出すための8週間」というプログラムを作って実験しましたよ!

という記事が冒頭のリンクに載せられているわけです。

しかし、その内容を呼んでいても具体的に何をしたか、までは詳しくは書かれていないのでここからは自分で調べるしかない。もう少し治験が増えれば公になってくるのだと思います。

 

最後に、私は脳科学が大好きです。

学習と深い繋がりがあると信じていますので。

瞑想、いいやり方があれば紹介します…。

実を言うと今日は

「プラスに考える事=いい気を引き寄せる」

という記事を書くつもりでしたが、あまりにも興味深い記事を見つけてしまったのでこちらを書いてしまいましたw

でも、プラスに考えることも少しは瞑想の部分と関連性があるのかな、と思いますので絡めてまた記事を書きたいと思います。