今年一年、塾の方針
みゆです。
塾の方針などと偉そうに書いてありますが現在ただの雇われなので方針などちっぽけなものです。
ただし、良くも悪くもほとんど一人で校舎を運営するので、校舎の責任者の考えは運営にじんわりーと出てきます。
2017年度は一言で言えば
「誤算」
でしょうか。
とにかく計画通りに行かなかった一年でした。例えばですね、「この問題集をやればセンター数学で60点取れるだろう。」という問題集をある生徒に提示します。
→私はその生徒なら自学自習で(ある程度までは)できると見込んだのですが、要領が悪いのか、どうも出来ない&やりきれない。ひょっとして要領が悪いせいではなく、基礎がおろそかな状態のために基本的な実践問題も解けないということなんだろうか?いずれにしても私の「誤算」でした。
また、私は自習室の利用などの生徒の自主性や自発的な学習姿勢を期待し、必要最低限に数を絞り込んで講座を提案してきましたが、結果的にこちらが「待ち」の状態になり、思うように伸びなかったり、入試結果に繋がらなかったりしました。こんなことなら、少し多めに受講させて(多少費用はかかっても)半ば強制的に学習時間を確保すればよかったか・・・これも「誤算」です。
生徒や保護者に講座を提案する時に「出来ないもの」としてコマ数を考えなければならないのか。出来ないものとして多くのコマを提案しなければならないのか。
そうなると塾のパンフレットに載っている夏期特別追加授業40回15万円!が現実のものに…
この業界に入った頃、上司から「自分の金銭感覚で判断してはいけない」とよく言われました。しかし、こういうご時勢ですから「庶民的な」金銭感覚も必要だと思うのです・・・。
★これから
ただ、何事も「やってみて」考えることは大切です。
生徒の自主性に期待できないと判断した場合は積極的に講座を取らせて、学習時間や内容を必要に応じて塾側で管理していく
2018年はこれを実践しようと思います。