教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

メネラウス&チェバの定理

たかです

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久しぶりの本業の話(笑)です。

今年のたかの担当は小学生が中心で、中高生は1クラスのみとなっています。

異動により小学生だけを指導する校舎で勤務しているためです。

ただ、お隣の教室からどうしても中学生を1コマ受け持ってほしいという依頼があったので二つ返事で引き受けました。「受験のない中3」=「中高一貫校に通う中3」です。

昨年、受験学年を2つ(小6と中3)を引き受けて想定の5倍ぐらい精神的にも肉体的にもしんどかったので(笑)。。。

科目は数学です。今日授業したのは「相似」。学校の進度が「二次関数」なので1つ先を進みます。同じ学年なので「受験あり」チームであっても「中高一貫」チームであっても、学習するテーマは同じなのですが、「中高一貫」チームは学校で教員が横断して指導する(=高校の教諭が中学生の授業を担当する)ケースが多々あるため、どうしても「これは高1できちんと習うんだけどね・・・」とかいって、さわりの部分を教えたり、人によってはガッツリ高校内容を教えたりする先生もいます。

その高校内容のテーマが「メネラウス&チェバの定理」です。

実はたかはもともと文系のため、現役のころ「メネラウス&チェバ」を習った記憶がありません。(寝てただけかもしれませんが・・・汗)

仕方がないので、ちゃんと予習をして授業に臨みました。メネラウスの話をするとき、問題の図に「キツネの顔」を書きこむと、少しだけ女子にウケました(笑)

 

中3生に「メネラウス&チェバ」を教えるか教えないか?

これは我々スタッフの間でも意見が分かれるところです。

賛成派「受験は時間との勝負だから(理解できるなら)早く解けて、時間を浮かせた方が有利にはたらく」

反対派「小手先の裏ワザ的な手法よりも、きちんと相似や線分比&面積比を理解してオーソドックスに解ける力を身につけるべきだ」

といったところです。

 

これまでのたかは?

・・・自分が習ったことがないので、反対派のふりをしていました。(笑)

しかし、予習して勉強してみると、なるほどなかなか便利やなぁというのが印象です。

たかは50代ですがまだまだ勉強しなくては・・・・><