教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

痛ましい事故

たかです

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夏休みの真っただ中。塾は夏期講習真っ最中です。

そんな中、九州の保育園で、送迎バスの中に男の子が取り残され亡くなってしまうという、痛ましい事故が起きてしまいました。

 

たかの塾でも送迎バスを運行しています。また近隣の塾もほとんどが送迎バスを運行しています。送迎バスがあるだけで、新規生徒を獲得しやすいからです。

今回起こった事故ですが、とても他人事とは思えないものです。

園長先生自らがハンドルをにぎっていたとのこと。また保育士の先生も同乗していなかったとのこと。なんらかの事情があってそうしなければならなかったのでしょうが、悔やんでも悔やみきれない心中だと思います。

 

たかの塾でも、命にこそ関わる事案ではありませんでしたが、確認を怠ったことが原因で、生徒を管理できなかったことが複数の教室であります。

それは自習室。普段は入退室をカードで管理しているのですが、その日はなぜか確認が行われておらず、授業が終了した後、後片付けをして校舎を施錠してスタッフが帰宅してしまいました。しばらくして本部に保護者から「子どもが校舎に閉じ込められて出られない」という連絡がありました。あわてて戻ってみると、自習室の死角になる場所で眠り込んでいたとのこと。最後のスタッフが「生徒は全員帰ったと思った」とのことでした。

 

今回の事故も、「バスから降りたと思った」との報道がありました。結果の重大さは全く違いますが、原因は非常に似ていると思います。同じことが塾で起こらないという保証はどこにもありません。

 

明日から気を引き締めて業務にあたろうと思います。