受験風物詩が変わるかもしれない
たかです
新型コロナの影響で毎年恒例となっている受験当日の風物詩が変わるかもしれません。
毎年9月~10月になると、各学校の「新年度生徒募集要項」が定まり、それに伴って
「受験生&保護者向け」「学習塾向け」の学校説明会が開催されます。
ほとんどの学校は自校の体育館で実施しますが、中には別途会場を借りて外で実施する学校もあります。人気校ともなれば、1000人以上の人が集まります。
しかし、さすがに今年は「1000人以上を体育館にすし詰めにしてクラスターが出てしまいました」ではシャレにならないのでしょう。多くの学校で「オンライン説明会」となりました。
各学校の説明会を聞いたり、教育委員会のHPを見たりすると、どの学校も
「体調不良の受験生(陽性者・発熱者等)の対応をどうするか?」ということに頭を悩ませているという状況がひしひしと伝わってきます。
そんな中少しでもそういうリスクを下げようと、入試の風物詩ともなっている「応援」を禁止する、または、自粛を求める学校がたくさん出てきました。
入試当日は難関校ともなると、各学習塾から「応援部隊」がやってきて旗を掲げたり統一コスチュームに身を包んだりして正門前に陣取って、教え子たちが登校してくると「最後の声掛け」をやって送り出していました。
今年はそういう光景が見られなくなり、本来のひっそりとした入試になるかもしれません。