教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

算数パズル 解答

さて、算数パズルの解答です。

まず、27個の球を9個ずつに分けます。

A(○○○○○○○○○) B(○○○○○○○○○) C(○○○○○○○○○)

<てんびん1回目>

3つに分けた中の2つを適当に選んで、てんびんに乗せます。

(AとBを乗せたとして、説明を続けます。)

結果は、「釣り合う」か「どちらかに傾く」の2つです。

①釣り合った場合

重さの違う球は乗せなかったCの中にあります。しかし他の球よりも重いか軽いかがまだ分かりません。

<てんびん2回目>

AとC または BとCをてんびんに乗せます。

これでCがどちらに傾くか?によって重いか軽いかの判定ができます。

<てんびん3回目>

Cの9個を3個ずつに分けます。

D(○○○)E(○○○)F(○○○)

3つに分けた中の2つを適当に選んで、てんびんに乗せます。

(DとEを乗せたとして、説明を続けます。)

結果は結果は、「釣り合う」か「どちらかに傾く」の2つです。

釣り合った場合、重さの違う球は乗せなかったFの中にあります。

<てんびん4回目>

Fの中の2つを選びてんびんに乗せます。

つりあえば、乗せなかった球が重さの違う球

どちらかに傾けば、重いか軽いかは分かっているので、重さが違うのは傾いた球

3回目でどちらかに傾いた場合は、重いか軽いかは分かっているので、傾いた3個の中に重さの違う球があります。4回目は上記と同じです。

②釣り合わなかった場合

てんびんに乗せなかったCの9個は、標準の重さであることが確定します。

<てんびん2回目>

AとC または BとCを乗せます。どちらかに傾けば、重いか軽いかの判定は簡単ですが、釣り合った場合は<てんびん1回目>が、A>B または A<B なので

乗せなかった9個が1回目にどうだったか?で軽いか重いかを判定します。

以下、<てんびん3回目>と<てんびん4回目>は釣り合った場合と同様です。

 

※一部うろ覚えのところがあります。もし、間違っていたらすみません><

※この問題のもう少し簡単verな「27個のうち1個だけ重い球がある」というのを

うちの教室の小6の男の子が正解しました。彼は算数が超得意!

これからが楽しみです。