塾の校運営 変化前
みゆです。
今日は塾の校運営の話です。
私は塾の重要な役割は「成績を伸ばす」のと「自学が出来る習慣づけ」と考えています。前者は集合形式の塾で重視され、後者は個別形式の塾で重視されることなのではないでしょうか。
結局、週1回の授業では実力が伸びる生徒と伸びない生徒に分かれて来ます。
伸びる生徒はいいけれど、伸びない生徒にはフォローが必要です。なぜなら伸びない生徒は自宅学習する習慣がその時点でないからです。
そうなると塾の雰囲気や自習室が大切な役割を果たすようになります。だって家でやらないってなると、塾に呼んで勉強させなければならないので。
さて、今日はその塾の雰囲気と自習室についての話。
新校舎は一定層の生徒が居心地のいい塾。古参は小学4年生から、中学、高校卒業まで通ってくれているし、しかも兄弟まで入塾いただけています。
一見すると素晴らしい感じですね!
しかし…
古参でない方の入塾がほとんどないんです。
言い換えれば中学校からの新規入塾は2割くらい?高校からは1割?
これってどうなの?
一つの考え方として、個人塾、であればそれでいいと思います。が、私の塾は大手。
ちょっとこのやり方はまずいと思うんですよね。
だって、小学生の入塾者が少ないと在籍数が激減してしまうし、例えば、小学生の頃に来ていただいていても、中学生、高校生まで通ってくれる保証もない。
どうみても、尻すぼみにしか感じない。
では、どうしてそのような状況になっているのかを考えてみます。
理由としては、自習室、食事処、教室の管理が全くなされてないことが大きいのではないでしょうか。
・自習室でもお菓子、ジュースOK
・カップ麺、焼きそばなんでもOK
なので、食事処が近い受付付近は臭いし、汚くなるし、子供もオンオフつけれず、教室まで菓子袋が落ちているような始末です。
さらにこのような状態なので自習室での私語がやまない。自習室での私語が普通だから教室でも授業中でも私語がうるさい。
塾全体でそのような雰囲気を作られると新参は入りづらいし、塾にきちんと勉強をしようと思っている人は来たくないって思うのではないでしょうか。
現にそういう噂は既に流れていると思います。
このような状況…流石に私、我慢なりません。
以前、信頼関係が出来てない状態で私がある生徒にガツンと言いすぎてクレームが来たので私は何があっても黙るようにしていたのですが
自習室がかなりうるさくなっても責任者が動きません。クレーム再発を’防ぐために私はいったん引っ込むという打ち合わせをした時は、責任者が「自分が注意をする」って言っていたはずなのですが…
仕方がなく責任者に注意をするように促すも「急な変化はストレスになるだけ」とやっぱり思っているのか放置。暴言を吐く生徒も叱りません。
「あの子は小学生の頃はあんな事言う子ではなかったのに」で終わってしまう。
いやいや、人は変わりますよ!?
最早、見ていられず、私が叱る役目を買うと生徒から「家でストレスが溜まるから塾で発散しようと思ってるのにうるさい!お前なんて嫌いだ」の言葉。
それを聞いていた責任者は
「どうしてストレスたまるんだ?家は落ち着かんのか?」と、暴言については注意もせずに諭すだけ。
これを聞いて思いましたよ。
え?私だけ悪者ですか?!
結局、うるさいことや講師への暴言について、責任者が注意をしないため生徒が我が物顔で振舞うようになっているんです。
講師も面倒臭いから嫌われないように叱りません。そりゃそうです、だって責任者が叱らないもの。私だって社員じゃなかったら、いったんは生徒に媚を売るでしょうけれど、最終的には、きっと我慢ならずこの塾で勤務するのをやめてしまいます。
暴言を吐いた生徒は学年で五番くらいの優秀な生徒です。家で学習をし、塾で遊ぶ、が彼の理論だそうです。
私が責任者であれば、その生徒と話して変わらなければ自習室を利用禁止にするか、塾を辞めさせますが。。。。
今の責任者は生徒との思い出や、今ある環境を維持することを優先してしまうのでそれは出来ないでしょうね。
さて、今の校舎の責任者は10年以上同じ校舎にいるので、私からすると生徒贔屓がすごいように見えます。
「あの子は小学生から通っている」
「あの子はお兄ちゃんも通っていた」
「あの子のお母さんは…」
などなど
分かりますよ?
分かりますが、新しく入塾してくれた生徒も同じ月謝を払って授業受けているんです。だから新しく来た生徒にも塾で居心地良く勉強する権利があるんです!
新規の生徒が欲しいと責任者は言っていたけれど
私は今この塾に入塾してくださいと大手を振っては言えません。
「売り」になるものが一つもない。
責任者が、私<古参の生徒であることが判明しましたし、私が生徒を叱ることで「こいつは生徒との距離を自ら遠ざけている」と責任者に評価されるのが嫌なので、ついに本部長に相談しました。
さて、どのように変わるでしょうか。