非情なる県教委
たかです
一昨日は、公立中高一貫校の入試日でした。
しかし、恐れていたことが現実となり(犯罪等ではありません)なんとも後味の悪い
1日となってしまいました。
ことの経緯は次のとおりです。
全国的にものすごい勢いで感染者が増えている新型コロナ。みゆとたかが暮らしている県も例外ではありません。県内全域の小学校で学級閉鎖や学年閉鎖、クラスターが発生しています。とある小学校6年生のクラスで入試前日に発生したクラスター。PCR検査を受けていなかった受験生(症状等は出ていない)に、入試当日の早朝学校長から連絡があり、「今日の受験を控えるように」と言われたそうです。もちろん学校長独自の判断ではなく、県の教育委員会からの指導があったとのこと。保護者が確認すると、受験できないことに対する「救済措置」はないとのこと。教育委員会には、受験生や学校の教職員を守る義務があるため、当日受験できないのはやむを得ないと思いますが、救済措置がないのは何とも気の毒な話で・・・。
しかも、後味が悪いのは、入試日まで真面目に学校に通っていた生徒が受験できず、「入試があるから」という理由で1週間前から欠席していた生徒は受験できたそうです。
1年間この日のために頑張ってきた生徒とその保護者が気の毒でたまりません。
中学受験は「しなくても義務教育なので行く学校は地元にあるから」という理由なのでしょうけれど、何とも後味の悪い1日になってしまいました。