通称!日本人テスト 第17回
日本人(として、日本語の語彙を正しく理解しているかを試す)テスト
ルール・・・問題の■や○にあてはまる言葉を考える。ただし、■は漢字、○はひらがな、答えが複数の場合もあり
判定・・・7問以上正解=立派な日本人 3問~6問=中途半端やなぁ 3問以下=日本人失格、国外追放!
①うっかり=○○○○していて気づかなかったり、忘れていたりすること
②うっすら=ものの■■がごくわずかである様子
③うつつを抜かす=他の望ましくない事に夢中になって■■を失う
④うってつけ=人物や物事が与えられた■■にぴったり適していること
⑤うっとうしい=気分や天気が■■で晴々としない
⑥うっとり=他のことを忘れてしまうくらい、一つのことに■を奪われている状態
⑦うっぷん=我慢しきれなくなった■■
⑧腕が鳴る=自分の■を示したくて心がはやる
⑨うとむ=■なものとして遠ざける
⑩うやむや=物事の成り行き等について○○○○なままに放っておく
センター試験まで残り5ヶ月@国語
こんにちはみゆです。
関西私立公募推薦まで残り3ヶ月、センター試験まで残り5ヶ月
この時期によく相談をされるのは
「国語が伸びません…どうしましょうか」ということです。
国語は特に努力をしなくても、解けてしまう問題があるので後回しにされやすい科目です。特に関西私立公募推薦、センター試験はオールマークなので、適当に選択肢を選んでも正解になるケースがあり得ります。しかしこの時期になると解く問題数が増えるてくるのか、間違える割合も増え、今まで見えてこなかった粗に生徒が気づくことになります。
私は生徒から国語が伸びないと相談されたら
「なぜ解けないと思いますか?」と必ず質問します。
すると「2択までは絞れますが、そこから間違える」、「問題によって正答率がばらつく」、「解答を見れば分かるけど自分では根拠に気づかない」という返事がきます。
この場合、2択まで選択肢を絞れている生徒は解説を読み込めば本試験までになんとか間に合いそうですが、その他の相談は国語力不足により問題が生じているのでなかなか解決するのには時間がかかります。
こういう場合に紹介する勉強方法が以下の問題集を用いての学習です。
https://www.amazon.co.jp/きめる-センター現代文-船口明/dp/4053041112
決めるセンター試験
https://www.amazon.co.jp/センター試験-出口汪現代文-セ�
実況中継(分冊になっているため時間は少々かかる)
読解力や語彙力がある人は視点などなくても自然に解答を導くことができます。これが「センス」と呼ばれるものになるのかもしれません。読解の感覚が研ぎ澄まされているので重要な論点に気づきやすいんですね。
しかし、国語をなんとなく解いている人は「解き方の視点」がありません。視点がないため、問題文の問い方により正答率が左右されます。ですので解き方の視点、すなわちテクニックを養うのです。
センター対策本の書いていることの9割はテクニックです。これを読んだからといって国語力が身につくわけではないのですが、点数を取る力は身につきます。
現時点でセンターの点数が取れていない方の勉強の仕方として
センターテクニック本を用いて解き方の視点(テクニック)を養う→その視点で演習問題を解く→解説を読む→もう一度テクニック本の解き方の視点で解いてみる。
40分で問題を解いたのであれば解説を読むのに80分かけなければならないのが国語です。正解しているか間違っているかではなく「なぜその答えになったのか」を考えながら解説を読んでください。
こちらのブログに詳しい大学情報書いています
通称! 日本人テスト 第16回 解答
①初々しい=若さや■■さが感じられて好感が持てる 新鮮
②魚心あれば水心=相手の■■次第で、こちらにも■■の仕方があるということ(■■には同じ語が入ります) 対応
③憂き目=失敗等のつらい■■ 経験・体験等
④請け合う=■■をもって引き受ける 責任
⑤請け負う=自分がその仕事を■■させる約束で引き受ける 完成
⑥疑う=■■とは違うと思う 事実・真実等
⑦打ち勝つ=■■に耐えて、それを乗り越える 困難・苦難等
⑧打ち込む=心を■■して一つの事に取り組む 集中
⑨打ち解ける=心に■■がなくなり、親しんだりくつろいだ気分になったりする 遠慮
⑩有頂天=喜びの■■にいて、無我夢中になること 絶頂
「請け合う」と「請け負う」・・・難しいですね。
打ち解ける・・・分かっているのになかなかぴったりの語が出てこない><
場面や状況にぴったりの語を見つけてくる=これこそが国語力ではないでしょうか?
通称!日本人テスト 第16回
日本人(として、日本語の語彙を正しく理解しているかを試す)テスト
ルール・・・問題の■や○にあてはまる言葉を考える。ただし、■は漢字、○はひらがな、答えが複数の場合もあり
判定・・・7問以上正解=立派な日本人 3問~6問=中途半端やなぁ 3問以下=日本人失格、国外追放!
①初々しい=若さや■■さが感じられて好感が持てる
②魚心あれば水心=相手の■■次第で、こちらにも■■の仕方があるということ(■■には同じ語が入ります)
③憂き目=失敗等のつらい■■
④請け合う=■■をもって引き受ける
⑤請け負う=自分がその仕事を■■させる約束で引き受ける
⑥疑う=■■とは違うと思う
⑦打ち勝つ=■■に耐えて、それを乗り越える
⑧打ち込む=心を■■して一つの事に取り組む
⑨打ち解ける=心に■■がなくなり、親しんだりくつろいだ気分になったりする
⑩有頂天=喜びの■■にいて、無我夢中になること
通称! 日本人テスト第15回 解答
①戒める=同じ■○をくり返さないように気をつける 過ち
②忌まわしい=不幸なことが起こりそうだったり、■■な予感がして話題にしたくない 不吉
③否応なしに=■■に 無理
④威力=すばらしい■■をあげる力 効果・成果等
⑤入れ込む=何か1つのことに■■になってのめり込む 夢中
⑥入れ知恵=ある目的を達成するために、他人に自分の■■を教える 策略
⑦色めく=■■して落ち着かなくなる 興奮
⑧色を失う=■■や意外なことに出会って、顔色が青くなる 恐怖
⑨印象=何かを見たり聞いたりしたとき、それが人の■に与える感じ 心
⑩引責=■■を取る 責任
今日は盆休みで家で高校野球を見ていました。1つのことに夢中になって力を合わすことができるのは素晴らしいことだと思います。久しぶりに感動しました。
塾業界の紹介1 イトキン、LM
みゆです
ここ数年、私の塾の売上もかなり良いですね。それでも部署によりけりっていうのはありますが。
決算時期ですので、様々な塾に関連する業界の業績を踏まえ今後の展望について予測していきます。
今日は学習塾主体っていうよりかはサポート的な事業をしている会社の紹介です。
イトクロ【6049】
http://www.itokuro.jp/corporate/
学習塾のくくりではないかもしれませんが、塾ナビといえば業界人ならピンと来るでしょうか。色々な塾を紹介し、資料請求が出来ます。
保護者様の心理からすれば直接塾に資料請求をするよりも、このような仲介業者からの資料請求の方が入塾への心理的障壁が低いため利用しやすいかと思います。おそらく資料の請求は一つではなく複数の塾で行なっているはずです。
私の塾は費用が高いのか塾ナビから問い合わせて来た方の入塾がほとんど皆無です。しかし入塾が皆無というものの、塾ナビと提携しないわけにはいかないくらいに資料請求の窓口としては人気があります。
イトクロのコンテンツは今の時代のニーズを掴んでいるものですが、コンテンツ的には真似のしやすいものばかりなので新しく付加価値のつく何かを開発しないと今後の展望はあまり見込めなさそう。強いていうのであれば、事業紹介の下に小さく書かれた「コンサルティングサービス」が付加価値的なものだと思いますが、イトクロという会社のネームバリューはまだまだ低いし、書いている内容が漠然としすぎて何をやっているのかわからない…
今後の塾業界の活況が続けば成長するだろうし、続かなければ不況の煽りを受けそうですね。
リンクアンドモチベーション【2170】
タイトルは略省のLMを用いています。
2017年7月に個別指導塾を買収。
今後本格的に教育事業に参入するそうです。
買収した塾はSS-1、中学受験を専門にするプロ個別指導教室です。浜学院や日能研のような集団授業形式のサポート的な役割を果たしていたっぽいですね。
SS-1のような事業形態から中高専門の塾へとシフトするようです。
もともと経営コンルタントの会社で、社員の意識改革を元に組織変革を目指していくことが事業の根幹にあるようです。
今後の教育事業の展開としては、子供の考え方を変えることでの学力向上を図りたいとのこと。受験勉強だけではなく社会に通用する力を養っていくことを目的としているようです。
おそらくSS-1を買収したのは、レベルの高い学生を確保したかったんだと思います。方向性的には良いと思います。
今や個別指導塾なんて大手から個人までたくさんあって今からの参入では勝ち目ないですから。
ただどのように今後広告を出し世の中に存在を知らせていくか、また結果をどのように評価するか、逆にされるのかが今後の課題になりそうです。
文章を書く ⑤分かりやすく書く
みゆです。
第5回目は分かりやすく書くために必要なことを学ぶ講義です
ふと就職面接のことを思い出しました。
3人のグループ面接だったのですが、うち1人が何の話をしているのかがさっぱり分からず、結局、面接官に「もうそれ以上は話しなくていいです」と言わて途中で終わってしまいました。
分かりづらかったのは、①要点がつかめない ②一文が長かった、からだと思います。
書くことにも同じことが言えるのでしょうか。
①短く言い切る
日本語は「どんなだ」を表す形容詞・「どうする」を表す動詞など述語になる語が、原則として最後に来ます。その後に句点(。)が打たれた時に、初めて意味が確定します。
改行のポイント
①改行すると、1つの意味の固まりがそこで終わり、新たな話が始まることが予告される。
②1つの段落の長さは、平均150~200字程度になる。
問題:2文に書き直してみましょう。
大学時代、環境問題に興味があり、ドイツに屋根緑化やコンポストを設置した家などがあることを学び、ドイツがなぜ環境先進国と呼ばれるのかを考えたくなり、ドイツに2週間滞在することを決めました。
解答
大学時代は環境問題に興味があり、ドイツに屋根緑化やコンポストを設置した家などがあることを学びました。それらを実際に見て環境先進国について考えるためにドイツに2週間滞在することを決めました。
この話は①大学時代、環境問題に興味がある ②ドイツに2週間滞在する
ことが論点なので2文にわけ、論点を分かりやすく表現しています。
②同じ話はまとめて書く
文章を書くときには、一方の話を終えてから、もう一方の話に移る。
問題例:ドラクエⅣとドラクエⅩで話を分けてみよう
過去のドラクエ作の中で良かったと思う所はストーリーと音楽です。特にファミコンでプレイしたドラクエⅣのストーリーが好きです。今PCでプレイしているドラクエⅩはネットゲームなのでストーリをクリアしても新しいストーリーが更新されるので飽きが来ません。また、ドラクエⅣの音楽は主人公によって変化するので主人公が変わるごとに新しい冒険が常に出来るようで面白かったです。
解答例
過去のドラクエ作品、特にファミコンでプレイしたドラクエⅣのストーリーと音楽が好きで、特に主人公により音楽が変化するところが新しい冒険が常に出来るようで面白かったです。一方、今PCでプレイしているドラクエⅩはネットゲームでストーリが常に更新されるため飽きが来ません。
同じ話をまとめて書くことで文章を理解しやすくなり、さらに文章の重複も避けることができます。
③主役を早く登場させる&読み手に謎をかけたままにしない
「誰が」を文中に持ってくるとずっと誰の話をしているのだろう…と模索状態で読まなければならないので、主語は早めに書きましょう。
大学の指定校推薦、公募推薦用の小論文添削を読むと「主語が抜けている」、「曖昧な表現が多い」学生がほとんどです。
自己PRで「さまざまな経験をしてきました」、「貴校の研究に興味があります」と書いてくるので、「どんな経験?」「どんな研究に惹かれたの?」と聞き、書き直しをさせることがしばしばあります。
④修飾語は直前に置く
修飾語の問題です。「修飾語は直前に置く」ことを意識して考えてみてください。
出展は国語で修飾語の問題がでたのですが、考えてもよくわからないので教えて- 日本語 | 教えて!gooです。
(1)それは(大昔から)無数の人が考えを巡らせてきたことである。
(2)(その)小さな赤い花が、わたしはとても好きです。
(3)この雨では、(おそらく)明日の遠足は中止になるだろう。
(4)僕は(夜遅くまで)、その日借りた推理小説を読み続けた。
(5)(ここには)熱帯にしか生息しないチョウさえいる。
■Answer■
(1)それは無数の人が考えを大昔から巡らせてきたことです。
(2)小さな赤いその花が、わたしはとても好きです。
(3)この雨では、明日の遠足はおそらく中止になるだろう。
(4)僕は、その日借りた推理小説を夜遅くまで読み続けた。
(5)熱帯にしか生息しないチョウさえここにはいる。
問題にされると解くことができるのですが、文章をザッと書くときは問題文のように書きそうです。
修飾語は「言いたいことを補足する・強調する」ためにつけているため、例文に書いた赤文字(修飾語)を消しても話は通じます。「なぜわざわざ修飾語をつけたのか」を考えると、言いたいことの直前に修飾語を置く習慣が出来ます。
④語順に気を配る
A:日常生活では就職後にできた関西の知り合いが少なく、刺激が足りないと感じていた。
B:日常生活では、就職後に移り住んだ関西であまり知り合いができず、刺激が足りないと感じていた。
出典:日本実業出版社 文章力の基本の基本 阿部絋久
本来は「知り合いが少ない→刺激が足りない」と言いたかったのですが、「就職後にできた関西の」の修飾語が入ることで「就職後に関西の知り合いができた」話であると読み手がいったん捉えてしまい、文章を理解しづらくします。