教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

文章添削②

みゆです。

昨日の続きです。

 

この生徒は、劣等感を抱き卑屈にならず、前を見て歩いていけたこと

 

この生徒は、劣等感を抱きつつも、決して卑屈にならず自身を否定することなく前を見て歩いていけたこと

 

うまいな! ここ、言われるやろなぁってとこは分かるようになってきた

 

短文で切ってつないでいく。これもジビフル方式や!

※ジビフル方式=ジビフルとは、外山滋比古先生のこと。たかは外山先生のファンで、「思考の整理学」をはじめ、最近は「知的な老い方」を読んでいます

 

なるほど

 

今の学校を嫌々固執し続けても

 

今の学校に固執し続けても、成績は伸びない。結果は、ただ「卒業認定」が取れるだけ。

短文ズバリや!

いいね!

これで読む人を揺さぶるねん

どこでそれを使えばええのか、迷うんよね

緩急をつけるんや!

そうなるのであれば、子どもが自分らしさを探せる学校に通い直すほうがいいのかもしれない

そうなるのであれば、思い切って子どもが自分らしさを探せる学校に通い直す方がいいのかもしれません

確かに、やわらかく感じるね!

 

 

文章添削①

みゆです。

MIYUは文章を書くことが下手で

このブログは「下書き⇒TAKAのLINE添削⇒公開」の流れで出来ています。

 

「!と?」の使いわけ

もし、私の子どもが不登校になったら真っ先に「いじめられてるのやないか!」と頭に浮かびます。

 

みゆは「いじめられとる!!」という「感情」を表現しながら書いたつもりかも知れんが、読者には「みゆの感情」は伝わりづらいんや。

 

もし、私の子どもが不登校になったら真っ先に「いじめられてんちゃうか?」と頭に浮かびます。 とした方がええな。

 

「省れる」(みゆ用語)

中学生は「なんでも友達と一緒にやりたい」時期なので、一度仲のいい友達と省れると天涯孤独になったような気がするんですかね。

 

「省れる」(=はぶれる)ていう動詞は初耳やなぁ・・・

中学生は「なんでも友達と一緒にやりたい」時期なので、一度仲のいい友達としっくりいかなくなると天涯孤独になったような気がするんですかね。とした方がええな。

 

自分が書いた文章には「自分の思い込み」で使っている言葉が意外に多種多様。

みゆの場合も、「はみごになる」とも書けないので苦渋の策で書いた「省れる」は存在しない言葉でした。(汗;

このように国語の先生からの添削を受けると、「浮く」「反りがあわなくなる」「しっくりいかなくなる」のような言葉を教えてもらえます。

語彙としては知っていても、その場面でいちばんぴったりくる言葉をひっぱってくることができるか?が、記述の勝負なのです。

 

3年後に迫った大学新共通試験は筆記試験。

「人に伝わりやすいようにどのように書くか」が大切となります。

 

塾に通う「不登校生」の特徴

みゆです。

 

不登校になり塾に来るパターンは2つです。

 

①元々学校に行けていない

②成績不振で学校に行けなくなった

 

 

①元々学校に行けていない

 

 

なぜ学校に行けなくなったか?

 

考えられる大きな理由は「上手く学校生活が送れない」です。

学校生活とは友達関係、先生との関係、学校の好き嫌いなど…

 

このパターンで不登校になった場合、通塾を考える保護者は「行動が速い」のが特徴です。

 

不登校になって間もない状態で塾に足を運ぶ方が多いように感じます。

私の偏見もありますが、「親の教育への意識が高い」&「生活にある程度の余裕がある」と考えられます。

 

親は学歴を大切に考えており、子どもにもある程度の大学に行って欲しいと願っています。

 

親としては当たり前の意識ですし、きちんと親の責務も果たせていると思います。

 

ただ、1点気になる事があり、それは、子を思いすぎるあまり「子に甘い」、ということです。

 

子どもがワガママを言い、親のことを尊敬していないパターンが目立ちます。

親も子供を叱るわけでもなく、子のワガママの言いなりになります。

 

「嫌だったらやらなくてもいいよ」「お母さんが宿題を取りに行くね」

 

お気持ちはわかりますが、そのやり取りを見た塾の関係者の本音は

 

「嫌だったら塾を辞めた方が」「お母さんが取りに来る宿題は本人はやらないと思う」

 

塾に通うと本人が決めたのであれば、子どものワガママを聞いてはいけません。

 

 

子どものワガママを聞いていると、結局は長続きしませんので…。

 

親は通って欲しくて必死ですが、無理して通ってもあまりいい結果を生み出さないですし、学習効果も薄いのです。

 

 

②成績不振で学校に行かなくなった

 

 

このパターンで不登校になった場合、通塾を考えられる保護者は「行動が遅い」のが特徴です。

 

通塾を決める理由が

「受験が近づいてきたから」

「学校の先生にこのままでは退学と言われたから」

 

なので「もう後がない」状態でお問い合わせがあります。

 

そりゃ、勉強が嫌いなので子どもが塾に通いたくない心理は当然のことですが

勉強しなかった期間が長ければ長いほど

塾に来るわずかな時間だけではどうしようもしてあげられません。

 

学校さえ不登校になってしまっているので、塾に通うのはなおさらストレスです。

そもそも勉強が嫌いなので、塾だけに来るという選択肢はあまりありません。

結果的に、学校&塾の授業が成立しません。

 

このパターンが非常に多いのです。

 

 

③どうすればいいのか

 

 

不登校になり早い目のうちに塾に行かせても

「子どものワガママを聞くな」

「嫌なら辞めた方が本人のため」

「だけど早めのうちに勉強はしろ」って

 

矛盾してるじゃないですか!

 

そうです。だからこそ対応が超むずかしい

 

この矛盾を減らすために

①のパターンになった時の「塾選び」には慎重になった方がよい、と感じます。

 

大手は外した方がいいかもしれません。生徒数の多い大手は、個々をじっくり時間をかけてみることが難しいので、なかなか支援が受けづらいです。

 

一方で個人塾は生徒数が少ないですが、責任者の性格によって対応に差がでます。

いくら営利目的だとはいえ、教育を志してこの業界に入った以上、不登校だからといって通塾を拒否する塾長は少ないはずです。

 

②のパターンは、定期テストの点数が著しく悪かった時点で、何かしらのサポートを考えてあげることが大切です。

放置していると不登校予備軍になります。

 

不登校になったらまず「学習」は優先的にさせてあげてください。

そうすることで、学校に戻りやすくなります。

その際の塾選びには慎重に!

 

 

お子様が不登校になってしまったら・・・

「塾に通う」という意志を示してくれる子どもの方が少ないと思います。

「塾に通わせる」だけで一苦労なのに、さらにそこで「頑張れ」と言い続けることは保護者様の精神的負担も大きいです。

 

「今日は子どもが頑張っていた…!明日もこの調子で!」

と思いきや、次の日になると「今日は全くやる気がない…。」

このような一喜一憂の日々だろうと思います。

 

期待しすぎないこと、でも、あせり過ぎて、先がないとは思わないこと。

きっと、悩みが解決するタイミングがあります。

そのタイミングのきっかけになることができれば、私ども教育に携わる者としてはうれしい限りです。

 

こちらのブログに大学の情報を書いています。

www.miyutakapersonalcoaching.com

子どもが不登校になったときは・・・。

みゆです

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全国で不登校の学生は1000人あたり13.6人。

最も多いのは中学生です。

 

 

「不登校」と言われて一番に頭に浮かぶのが以下の3点ではないでしょうか。

 

1.不登校になる原因は何?

2.学校に行かないことが不安だ…

3.社会生活が送るれるの?

 

 

1.不登校になる原因は何?

 

 

もし、私の子どもが不登校になったら

真っ先に「いじめられてんちゃうか?」と頭に浮かびます。

 

しかし、不登校で最も多い原因は「いじめを除く友人関係をめぐる問題」、次に「学業不振」でした。

 

塾に来る不登校の生徒は「学業不振」が原因でした。そりゃそうですね(汗

 

学業不振で【不登校】になる道筋ですが

 

テストで点数が取れない⇒学校の授業も分からない⇒勉強する気にならない

⇒朝起きられない(学校に行けなくなってくる)⇒テストは2ヶ月ごとにやってくる

⇒テストが嫌だ⇒学校に行きたくない

 

このループの繰り返しに陥った結果起こりえます。

 

しかも一度勉強をしなくなった子供に勉強させるのって本当に大変で、学業不振で不登校になった子供は塾が続かない傾向にあります。

だからこそ、親だけの力で解決するのは労力がいりますし、かなり大変だと思います。

 

 

次に友人関係での不登校です。

いじめに合っているわけでなく、友人とのちょっとしたトラブルが原因らしいです。

 

中学生は「なんでも友達と一緒にやりたい」時期なので、一度仲のいい友達としっくりいかなくなると天涯孤独になったような気がするんですかね。

 

このパターンで不登校になる子供は一見人付き合いも普通に出来そうなので

「なぜ学校に行かないのか?」と大人側も原因を突き止めづらいことが多いです。

 

 

2.学校に行かないことが不安だ…

 

 

最近は芸能人やYou tuberが「学校に行きたくない時期ありました!」なんて告白していますよね。

 

昔は不登校であることを秘密にするのが当たり前でした。

でも、今は「不登校は個性を大切にした結果」と考えている人も多いようです。

 

さて 起業して食える人・食えない人

 

という本を読んだのです。あ、私も会社から逃げ出したい一人です(笑)

そういう意味では不登校になる子どもの気持ちは理解できます。

 

で、ふと頭に浮かんだのが「不登校でもいいんじゃないの?」でした。

 

起業家で成功するためには「当たり前のことをするな」なんですって。

 

「右向け右!」ではなくて「右向けって言われたら左に何かあるかも…!」

って思える人がいいみたいです。

また、会社で上司の言う事だけをホイホイ聞いている人も向かないらしいです。

 

社会人だと生活がかかっているので簡単には逃げ出せませんが、学生はこの先の将来の方がよっぽど大切ですしね。

 

だから私は、学校に行きたくなければ「学校に行くという常識の枠」を外してしまって物事を考えてみてもいいんじゃないかなと考えています。

 

人間関係に疲れた時は特にです。

 

でも、成績不振での不登校はその先の人生にも大きく影響しますので、なるべく避けた方がいいのかもしれません。

 

 

3.社会生活が送れるの

 

 

不登校のお子様をお持ちの保護者が一番心配なのは

 

「将来ひきこもりニートになったらどうしよう?」

 

だと思います。

 

①人間関係に疲れてしまった時

クラス替え・転校・高校入学・大学入学など、タイミングの切り替え時点でコミュニティの輪に戻れる可能性が高いです。

 

しかし「嫌なことを我慢する耐性」が低いので嫌なことがあれば、また不登校に戻る可能性も高い。

 

このタイプは頑張りすぎる(がゆえに落ち幅も大きい)、人に気を遣いすぎることが原因での不登校が多いため、根暗にも見えませんし、不登校と聞いてもびっくりするくらいの明るさも持ち合わせていたりすることもあります。

 

でも本人はいっぱいいっぱい。だからちょっとしたことでポキッと折れます。

 

人に依存(期待)しやすい一面もあるので、人に依存するのではなく「自分がやりたいこと(=目標)を見つける」ことが大切です。

 

といっても難しいのですが…。でも、何かのきっかけで意外に道が開けたりします。

 

②学業不振の場合

学校を辞めて改善されそうな場合「辞めるのも一つの手」と保護者に説明しています。

実際の場合、辞めてしまった方がうまくいっているケースは多いです。

 

学業不振に陥っている生徒は

「自分は努力をしているのに、全くテストの点数が上がらない」

と思っています。

 

あ、周りからしたら努力量は多分足りないように感じます。絶対にそう思います。

でも、本人は頑張っていると思っているので認めてあげましょう!(褒めるのは忍耐!)

 

一度どん底の成績まで下がると、ちょっとやちょっと学習しても伸びません!

なので「頑張っているのに結果が出ないのであればもういいや…。」

こういう思考に簡単になりがちです。

 

だからこそ、環境を変えてあげることはとても良いことだと思います。

新しい環境なら変わることができるか、本人に挑戦させてみるのです。

 

本人が完全に病んでしまったら、環境を変えても、なかなか次に進めないのですが

本人さえ前向きであればどうにでもなります。

 

自尊心や自信ってまじで大切!!

社会人になってもそう思うのですから、多感期の学生なんてさらにそう思うのではないでしょうか。

 

 

4.最後に

 

 

私も会社を辞めたい、会社に行きたくないって思った時は

「転職」「会社を辞めるには」という言葉をネットで検索します。

 

不登校に陥っている子どもも多分同じ気持ちで

「学校辞めたい」「学校行きたくない」という言葉をネットで検索しているはず。

ネガティブの渦でぐるぐるとまわり続けます。

でも私は社会人なので、厳しい言い方をすれば「辞める辞めないも自己責任」です。

 

だけど子どもは違います。

親の責任も半分です。

だからこそ、抜け出せるチャンスを見出して、それに対してアクションや投資をすることは長い目で見ても絶対に損はないはずです。

 

子どもにとって一番うれしいことは、希望の光を照らしてあげることなのではないでしょうか。

 

 

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大坂なおみ選手から学ぶこと

みゆです

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大坂なおみ選手、すごいですね!

全米OP優勝の快挙!

 

大坂なおみ選手は、父親がハイチ系アメリカ人、母親が日本人のハーフです。

2001年、4歳の頃に大阪市からアメリカへ移住していますので日本語よりも英語の方を流暢に話しています。

 

大坂選手は有名なテニススクールに通っていたわけではなく

テニス未経験の父親から姉と一緒にテニスを教わっていました。

二世代テニスプレイヤーのように恵まれた環境でテニスを始めたわけではありません。

 

スポンサーも2014年までは0で、その時のホテル代、飛行機代、遠征代、食事代は自己負担だったそうで、家族一丸で彼女のテニス人生を応援していました。

 

彼女がここまで躍進できたのはもちろん才能が大部分を占めますが、

 

才能にプラスして「謙虚な姿勢」を持ち合わせていています。

 

謙虚な姿勢=素直さ、これが人が伸びる成長要素の中で重要な事なのではないでしょうか。

 

アドバイスをされる⇒そのまま受け入れてやってみる⇒失敗してもまた別の方法をする

 

アドバイスをされる⇒拒否する⇒我流を押し通す

 

教育においても、これは良く見る光景です。

 

決して「先生の言うとおりにしなさい」と言っているわけではないのですが、アドバイスを拒否する際に、自分なりの理由がきちんと言えるかどうか、が大切です。

 

素直に何かを受け入れるのは実をいうとすごく難しいことです。

誰もが今やっていることを否定されるのは辛いですし、違うやり方で、また1から始めから物事をスタートするのにはストレスがかかります。

 

他人に言われたことを、素直に受け入れ実行出来ることは一つの才能なのです。

 

 

また大坂選手の最初のコーチは父だったことから、有名な大先生の教育でなくても

「親が子供に与える教育」

は子供にとって唯一無二ですごく有益である事が分かります。

 

だからこそ、子どもの小さいうちは塾でがんじがらめにするよりかは、家族でどこかに出かけてフィールドワーク的な学習をする方が、後の伸びしろを作るためには良いことなのかもしれません。

 

ある程度の土台が出来た後での有名な大先生の教育は、刺激を受けることが多いことは確かなので、学習の吸収率がかなり高くなるのではないでしょうか。

 

教育は奥が深いですね。

 

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Pebblebee Honey VS MAMORIO

たかです

 

みなさんは、「アイテム追跡デバイス」というものをご存知でしょうか?

これを鍵や財布に取り付けておくと、bluetooth経由でスマホと連動して

どこに置いてあるか教えてくれるというスグレモノです。

 

実はわが妻みゆは「筋金入り」の「ポイポイ人間」で、財布、鍵はもちろん、メガネ、アクセサリーなどを「ポイ」とそこらへんに置く癖があって、出勤前に毎日慌てて探すのは日常茶飯事で、お茶した店に財布を置き忘れてくることも・・・><

 

ある日、何気なくネットを見ていたたかは、この「アイテム追跡デバイス」なるものがあることを知り、早速試してみることに。

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車のスマートキーの左側がMAMORIO、右側がPebblebee Honeyです。

①MAMORIO(マモリオ)

https://play.google.com/store/apps/details?id=otoshimono.com.lost.mamorio&hl=ja

 【長所】薄くて小さい!財布に入れてもかさばらない。

【短所】電池の交換が自分でできず、1~2年ごとに新しいの(=値段は半額)を買わなくてはいけない。(無理やりこじ開ければできるのですが、たかの場合は交換後に認識精度が不安定に・・・汗;)

②Pebblebee honey

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.pebblebee.app.hive&hl=ja

【長所】ボタンを押して、スマホの音を鳴らすことができる(スマホの捜索に使える)

アプリでデバイスを共有できる。(たかのスマホでみゆの財布を捜索できる&みゆのデバイスからたかのスマホの音を鳴らすことができる)

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電池交換が自分でできる

【短所】デカい! 値段が結構高い ハチのデザインが・・・汗;

 

値段は少し高いですが、財布を無くしたときのダメージ(免許証やクレカの再発行など)を考えて、安心料と思うことにしました。

 

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中学1年2学期の「数学が分からない」は危険!対策は…?

みゆです

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現在、中1数学(苦手な人のクラス)の授業を担当しています。

 

自宅学習が出来ている・出来ていない生徒は明らかに差がついていて

この時期に自宅学習が出来ていない生徒は計算が出来ません。

 

1年生の計算問題でつまずくと何が起こるかは容易に想像がつきますよね。

今後数学が苦手になる確率が大幅にアップします。超がつくほどの赤信号です。

 

教えている側からすると、単純な間違いを繰り返されると

「この子は説明しても説明しても忘れる」

「なんて出来ない子なんだ…」

と思うかもしれませんが

 

「説明している言葉なんて100のうち5くらいしか残っていないんじゃないかな」

 

と私は思っています。

もっと記憶に残っているかもしれませんが、教える側はそのくらいの感覚を持つ方がいいです。

 

「分かった上で話を聞く」のと「分からない状態で話を聞く」のとでは

理解に雲泥の差が生じます。

 

自宅学習をしていない生徒は、まず「考える習慣」が身についておらず授業中での理解が遅くなるので、分からない事だらけになり授業に集中しずらくなります。

 

結果的に「授業が分からない…」⇒「宿題が進まない(やる気にならない)」⇒「勉

強しても成績が伸びない」の負の連鎖に陥ります。

 

これがいつの段階でやってくるか、ですが、差が開く第1段階は、中1の2学期の方程式の計算~方程式の利用です。

 

授業が分からない・数学が嫌になる=つまずくプロセスですが

①方程式の計算が苦手=今後の数学のテストでいい点数がとれるはずがない

⇒数学の基本の基本は計算です。

②方程式の利用でつまずけば、連立方程式でつまずく。xの使い方があやふやになれば関数の問題にもつまずく。

 

このような事にならないように、しっかりと対策をとらねばなりません。

この時期での「学習投資」は将来の数学の得意・不得意に大きな影響を与えます。

 

では、何をすればいいのか。

 

まずは、毎日少なくとも2題、分数の入った方程式と小数の入った方程式を解く

⇒方程式の計算ですが、分数をそのままにして計算する生徒が多いのです。「分数を消す」やり方を覚えさせて計算に慣れさせましょう。

 

次に、計算ミスが減ったら、短めの文章の方程式を毎日最低1問解かせます

⇒短めの文章、です。数学が苦手な生徒は問題の理解が難しいので、シンプルな文章題から取り組みます。おそらく、解けない人が多いので、解けなければ次の日に同じ問題にもう一度取り組みます。

 

数学の出来る人、または成績が伸びた人は必ず同じことを言っています。

 

白紙の状態で解答を書けるかどうかが大切だ

 

文章題を克服するためには、解答を見ずに自分で式を立て、解答を作り上げることが大切です。文章題だけでなく、数学の学習全般的に言えます。

 

 

私のクラスの生徒に「数学苦手克服特訓」を開始しました。

今回の定期テスト、どのように点数が変わるでしょうか。

また、結果が出ましたら報告しますね!

 

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