教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

お買い物記録②

たかです

 

みゆの実家の2階をリフォームしたのを機に3つの買い物をしました。

部屋が広くなったので念願のホームシアターを安くできないかと、調べまくって

(といっても人気No1のレビューを読んだだけですが・・・汗)これを買いました。

仕事柄、会社で保護者を相手にプレゼンをする機会が多くあるため、プロジェクターは今まで2種類触ったことがあります。1つは昔のタイプで焦点が長くスクリーンから1~2m離して置くタイプ。もう1つは短焦点のスクリーンの真下に置くタイプ。いずれもランプ型のもので使っているとかなり熱くなります。

購入の決め手になったのは、ランプがLEDであることと値段が安いこと。寝室の出窓にジャストフィットで設置でき、ベッドに寝っころがった状態で焦点もバッチリでした。

USB端子、HDMI端子、D-sub15ピンのVGA端子、SDカードスロットがあるため、PC、iphone(別途ケーブルが必要)、Android、USBメモリ、SDカードなど様々な入力に対応しています。いつもはiphoneをつないで寝る前にYoutubeを大画面で見ています。

いつか、PCをつないで大画面でドラクエ10を。。。(笑

 

お買い物記録①

たかです

 

 

みゆの実家の2階をリフォームしたのを機に3つの買い物をしました。

もともとみゆ姉妹が使っていた部屋をぶち抜いて1つにして広くしたので、アマゾンで評価の高かったルンバではない自動掃除機 DEEBOT N79 を買いました。

 

使ってみた感想は

①意外にもゴミが良く取れる。

購入した方のレビューに最も多く書かれているのが、「意外にも」です。(笑

かの有名な ルンバ様と3倍近くの値段差があるため、たかもそうでしたがあんまり

期待してなかったんです。実際に走らせてみてビックリ!コスパ最強です。

②音はそこそこ

TVをつけていれば気にならないレベルですが、 DEEBOTだけを作動させるとそこそこ音がします。

③スマホで操作できる

iphoneおよびAndroidのアプリからwifiを経由してスマホをリモコン代わりにすることが可能です。もちろん本体付属のリモコンもあるのですが、1Fから2FのDEEBOTを遠隔操作できます。

珠玉の言葉 国語試験の問題文より⑪ 内田樹「『昭和のエートス』パジリコ」

たかです

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今日は内田樹 ※あらすじ等、ネタばれ注意です!

◆あらすじ◆

「やりがいのある仕事」とは何か?

◆場面◆

「やりがいのある仕事」に対する考え方の世代間格差を考察する場面 

◆珠玉の言葉◆

受験勉強における『成果主義』になじんだ個人は、自分の努力が固有名での達成としてはカウントされず、自分ひとりの努力の成果を集団で(ろくな働きのない人間も含めて)シェアしなければならないという『不条理』が理解できない。

 

労働の本質は、個人の努力が集団の利益に『かたちを変える』ことに存する。

「 労働が私たちに『特異なメンタリティ』を要求するのは、それが『生き延びるチャンス』の対価だからである」

読んだときにドキッとしました。

 

・仕事を部下に覚えさせるためには、自分がすればわずか5分で片付く仕事であっても、我慢して口出しせず見守っていくべきだ

・たとえ部署が違ってもその仕事のスペシャリストに依頼して、社全体の効率を上げるべきだ

このようなことを言われたり耳にしたことはありませんか?

たかの世代は「PCネイティブ」ではないため、PCスキルのない人は社内で肩身の狭い思いをすることがよくありました。「お荷物社員」とか「老害」などと、若い人が口にするのを耳にしたこともあります。

「あ、いいよ。それオレがやっとくから」のひとことが口に出せる人になりたいものです。

 

新人を育てる

たかです

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この時期は新しい生徒との出会いとともに新しい先生との出会いもあります。

常勤、非常勤の新しい先生が入ってくるからです。

初期研修を終えた新人の先生が現場に配属されてきたら、われわれ「先輩」がいろいろと指導にあたることになります。

新卒のフレッシュマンあり、バイトの大学生あり、他塾からの転職組あり、一匹狼のベテラン社会人講師あり、と様々です。

未経験の人たちには共通の「壁」があって、まずはそれを直すところからのスタートです。

1.チョークで文字を書く

文字の大きさ、見やすさ、書くスピード、色使い等ありますが、やはり新人とベテランの一番の差は「書くスピード」です。鉛筆と同じ持ち方をしていると、まずスピードは出ません。親指と人差し指ではさむようにして持つのがコツです。

2.目線

新人の先生に「模擬授業」のロープレをやってもらうと、ほぼ全員がテキスト(あるいは予習してきたカンペ)や黒板に向かって授業をしてしまいます。もちろん新人ですから、きちんと予習をして板書計画も作って、(おそらく自宅でシュミレーションも何度かやって)来ています。自分が準備してきたことを忠実に再現することに精一杯になって、肝心のお客様(=生徒)に目が行かないのです。

 3.コミュニケーション

ロープレが終わると、いよいよ実戦投入(=生徒がいる状態での授業)となるわけですが、まず最初は「ワンポイント解説」と言って、授業の中のある「1問だけ」の解説をやってもらいます。例えば、たかの授業の中で「じゃあ、この問題は○○先生に解説をやってもらいます」と言ってバトンタッチをします。たった1問だけ(時間にして5~6分)とはいえ、初対面の生徒を相手にやるわけですから、結構緊張してガチガチになる先生もいます。そうなると見ている方もつらくなってくるわけですが、そこは後からたかがフォローを入れます。一方的に解説をするだけでなく、やはり生徒とコミュニケーションを取りながらクラス全体に「わかった感」を演出していかなくてはいけません。

 

上記のことを何度も繰り返してようやくデビューとなるわけです。最初は夏期講習などの季節授業から。で、われわれ「先輩」のOKが出たら、通年の授業を担当します。最初は入口学年から担当して数年経験を積んで、受験学年を受け持つことになります。受験学年は教科的な指導力だけでなく、受験情報や保護者対応、時には受験ターゲット学校対応も必要になる場合もあります。

そうやって経験を積んでその塾の「核」となっていくわけです。

 

新しいクラス

たかです。

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4月から新しいクラスを担当しています。

今年は高校生をはずれて、小5~中3までを受け持つことになりました。

 

この時期にやるべきことは1つ。各クラスの「初期設定」です。

入口学年(小5&中1)は授業のルールとか宿題のやり方とかを1から教えなくてはいけません。やることはたくさんあるのですが、最も大切なことは、互いを「知る」ことです。子どもたちにとっては、受け入れられる先生かどうか。わかりやすく言うと「この先生の言うことを信じて、そのとおりやってみよう」と思えるかどうか。そのために必要なこちら(=先生側)のスタンスは、まず公平であること。男女の扱いの差、成績優秀者とそうでない生徒の扱いの差に公平さがないと生徒はついてきません。

また、どこまでが許されてどこまでが許されないのかの境界線。お金を払って塾に来ている家庭のこども、ですからいわゆる「不良・ヤンキー」と言われるカテゴリーに属する生徒はいません。しかし、扱いの難しい子は意外と多くいます。

悪気がなく自分中心で行動してしまう生徒。

例を挙げると、事務所で担当の先生が電話をかけている際中に、質問に来て電話が終わるのを待てなくて(というより、待つという意識がなくて)「せんせい。」と声をかけてしまう生徒(意外に多いんです。)保護者と受付周りで立ち話をしている最中に、声をかけてくる生徒もいます。「待つ」ことができない、というより、「待つ」という感覚や意識がもともと存在していないと言うべきか。。。

 

で、現状、こちらの思い通りに行かないのが、中1と中3。状況は全く同じで。上記のような「かまってちゃん」が多くて、授業の統制が取りにくい。でも、関係性がまだ希薄だから、ガツンとはいけない。。。攻防はしばらく続きそうです。

 

 

新しい部署

たかです

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みゆもたかも4月から新しい部署に異動して働いています。

たかは県をまたぐ異動、みゆは部門をまたぐ異動です。

お互いに一番苦労しているのは「文化のちがい」です。

文化というとおおげさですが、ようするに「やり方のちがい」です。

ゴミの捨て方から生徒への接し方まで、ところ変われば全く違います。

「おお、なるほど!」と思える変化ばかりならいいのですが、今まで自分がやってきたやり方の方がいいとか理にかなっていると思うような場合は、困ります。

相手に合わせてもストレス、やり方を変えようとすれば摩擦が発生してこれまたストレス><

みゆは「長いものにはまかれろ」派なのですが、たかは年のせいもあってなかなか新しいしくみに慣れません。困ったなぁ・・・(汗;