教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

荒天

たかです

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昨日の近畿地方は、雨&風ともに激しく、大雨警報も発令されまるで台風のような1日でした。

お昼すぎに出勤すると、事務所の雰囲気がいつもと違います。2名いる事務の女性たちがあわてた様子で電話で話しています。

一瞬、大きなクレーム?かと思いましたが、

事務Aさん「ああ、よかった。たかさん、いい所に来た!」

たか「何かあったんですか?」

事務Bさん「線路側の懸垂幕が!!!」

 

たかが現在勤務している教室は、駅前の拠点校なので、JRの駅のすぐ横に立地していて

ちょうど線路側に宣伝用の大きな「生徒募集中」の懸垂幕がかかっています。4Fから1Fまで届くぐらいの長さです。

あわてて見に行ってみると・・・

「!!!」

ふだんは、金属製の枠の左右に懸垂幕を紐で縛って固定しているのですが、なんと右側がすべて敗れてヒラヒラと宙を舞っていて、左側だけでかろうじて固定されています。

強風が吹くたびに、パタパタと激しい音がしてめくりあがり、一番下の留め具のところは、幕が破れていて今にも外れそうです。

2つの「最悪の事態」がすぐに頭に浮かびました。

①左側もすべて外れてJRの敷地内に懸垂幕が飛んでいき、それが原因で電車の運行がストップする事態になったら、どうしよう。。。><。損害賠償ヤバいよなぁ。。。><

②風で飛ばされた懸垂幕が付近を歩いていた人に当たって、怪我でもしたらどうしよう・・・><

 

その懸垂幕は業者でないと取り外しができません。すぐに電話をして外してもらうことに。しかし、業者の方いわく「今日は予定が立て込んでいて、何時ごろ行けるかちょっとわかりません」

 

そうこうしている間に1本の電話が

たか「お電話ありがとうございます。○○塾です」

「JR西日本と申します。お宅様の線路側の垂れ幕が風で今にも飛びそうになっていますので、お電話いたしました。」

ひぇっ!!!!

「はい、ご心配をおかけして申し訳ありません。業者に手配して待っているところなのです。」

「あ、そうでしたか。安心しました。では失礼いたします。」

他にも近所を通りかかったと思われる一般の方から2件お電話をいただきました。

 

その後、1時間ほどで業者の方が来てくれて、無事撤収してくれました。よかった!

でも、もうその懸垂幕は使えないとのことでした。経理に聞くと20万円以上するらしいです(高っ!

 

でも、誰にも迷惑がかからなくて、本当に良かったです。