教育業界で仕事してきた夫婦のブログ
みゆ=理系 たか=文系
現場で感じたこと、常日頃考えていることを、
受験を目指す人とその保護者の方に向けて綴っていきます。

ブラック業界のイメージ

たかです

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昨日、全国ニュースで、ある学習塾の講師の方が、80日間休日なしで労災認定となった記事が出ていました。それをみゆと二人で読んで、うちとかぶってるね、っていう話になりました。

 

共通点は・・・

1.(契約上の)勤務時間は午後からなのに、会議や打ち合わせが頻繁に朝から入る

2.病欠入院・不幸事・慶事等で欠員が発生しても補充がない

3.生徒のためという名目の「サビ残」や「休日出勤」

4.タイムカードの打刻偽造

 

記事を読んだ、二人の感想は「ほとんど同じことやってるやん!」でした(笑)

これにはシステム上の問題が関係しています。

週休2日を確保すると、週5日勤務となりそのすべての日に授業があると、「代休をとるためには代講を立てる必要がある」ことになります。

つまり、自分が休みを取るためには、誰かに迷惑をかけなくてはいけない、ということになるわけです。これでは、誰も代休を取りたがりません。肩身の狭い思いをして休みを取っても、心の底から楽しめないし、休めないからです。

 

このような状況に加えて、来年からは「有給消化」の問題も発生します。

どうするんだろ??? 無理ぢゃね?(笑

 

肌感覚とデータ

たかです。

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年末を迎え、いよいよ受験シーズン大詰め、となってきました。

受験生=子どもたちと保護者の方はほぼ毎週のように行われる模試の成績に一喜一憂しながら、志望校合格に向けてがんばっています。

 

私たち指導陣もお預かりしている子どもたちの成績を一人ひとり分析して、作戦を立てています。「お預かりしている子どもたちに一人でも多く第1志望に合格してもらう」ことが塾の使命でありますが、同時に「地域でNo1の塾」になることも我々の大きな野望であります。有名校の合格者数No1を獲れるかどうか。合格者の占有率過半数を超えられるかどうか。入試は個人戦であると同時にチーム戦でもあります。

 

たかは今年、「古巣に戻る」形で人事異動があり5年ぶりに古巣にもどってきました。

そこで小6と中3を受け持っています。つまり受験生をダブル担当しています。

これは会社からの「お前はできるだろ」というメッセージでもありますが、同時に相当なプレッシャーでもあります。うまくいかなければ、子どもたちに申し訳ない。

古巣なので、それなりの「肌感覚」はあるのですが、昔と変わっている部分もあり不安もあります。データ上は合格ラインだけれど、肌感覚的には不安が残るケース。

逆に、肌感覚的には合格しそうだけれど、データが出ていないケース。

残された時間で、これをすりあわせ、一人でも多く合格に導く。

我々指導陣の力量が問われる時期です。入試は結果が全てです。

頑張らなくては!

 

 

 

【閲覧注意!】ツイてない日

たかです

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1年に何回か、「今日はツイてないな」という日があります。

昨日がその日でした。

朝から晩まで働いて、帰りしなにスーパーによって買い物をしました。

お酒(ブラックニッカ)、おつまみ、カット野菜

支払いを済ませて駐車場にとめた車に向かって歩いていると・・・

きっと、足がしっかりと上がってなかったのでしょう(汗;

わずか数センチの車止めに足を取られて、激しく転倒してしまいました。

左手に買ったもの、右手に財布(=みゆに買ってもらった)を持っていました。

つまづいて体勢を崩し、おっとっと、ていう感じで前に数歩。

結局自分の体を支えきれずに地面に手をついて転がってしまいました。

 

お酒のボトルは無残に割れ、おつまみとカット野菜は酒浸し(笑

右手に持っていた財布は傷だらけ。

右足の親指を思い切りひねってしまいました。

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↑ みゆに買ってもらった皮の財布。年季が入っていい感じの色合いだったのが傷だらけに(涙)


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↑ その後オイルで磨いたら、傷が嘘のように消えました! 皮ってすごい!

 

しかも、転んだ拍子にお酒を浴びたせいか、車の中が酒臭い(笑

歩くたびに右足の親指に力がかかり、「うっ!」となって、変な歩き方になるし。。。><

みゆに買ってもらった財布を傷だらけにしてしまったことが何より悲しくて、久しぶりに凹みました。

で、痛かった右足の親指ですが・・・・

閲覧注意です!

 

 

次の日の朝

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次の日の夜

 

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1日で色が変わってしまいました><

明日はどーなることやら??? 

 

 

 

 

修理依頼 Mac Book Air 2011 つづき

たかです

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本日、再度注文し直したバッテリーが届きました。

今度は位置的にはバッチリ。

しかし、ネジ問題が・・・><

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この写真は、たかがパソコン改造用に集めたネジです(笑)

この中をかきまわしてみたのですが、ピッタリ合うネジは見つからず。

元々のネジはあるのですが、星形ネジを使ってしまうと、数年後に再度バッテリーを交換することになった時に、今回と同じリスクが発生してしまいます。

ということで、バッテリーを「両面テープで固定」することにしました。

テープの厚みの薄いものを使って2か所で固定しました。

 

次は裏蓋です。こちらは、同じネジはもうありません><

祈るような気持ちでネジ箱を漁ると・・・ありました!

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ネジを取り付けました。(ネジを外す際に、少し傷をつけてしまいました・・・汗;)

しかし、問題が・・・

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ネジ頭が若干浮いている・・・笑

依頼者に確認したところ「全然OK!」とのことなので

これにて終了です。

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どら焼きみたいに膨らんでいたMac Book Air 2011が元のスリムな姿に戻り、無事に起動しました。これでまた使える。

しかし、保証期間がすぎたから、という理由でまだ使えるPCの修理をあきらめざるを得ない、アップルのやり方には少し疑問を感じます。たかは「iphoneがファイルをPC上でドラッグ&ドロップでコピペできず、いちいちitunesを経由しないといけないから」という理由だけで「アンチapple」ですが、製品の性能や質は素晴らしいと思います。ただそれだけに一層残念な気がします。

 

 

修理依頼 Mac Book Air 2011

たかです

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同僚から、Mac Book Air 2011の修理を頼まれました。

先週の日曜日に仕事で使おうとしたらMac Book Airが「まるでどら焼きのように」膨らんでいたそうです(笑

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その時の写真です。少しわかりにくいかもしれませんが、キーボードの右半分がななめになっています。

横から見ると

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これも、わかりにくいですが、膨らんでいます。

原因は、appleショップのお兄さんいわく「よくあること」らしいのですが、バッテリーが膨張したのだろう、とのこと。本家で修理しようとしたら、「サポート期間終了のため修理いたしかねます」という塩対応><

みゆのiphoneSE「バッテリー交換時のショップの不手際(=きちんと予約を取ったうえで、仕事も休んで片道2時間の電車賃も払ってショップまで出向いたのに「在庫がありません」)」や「バッテリー交換の予約難民」「いきなりのiphoneX激値下げ」等、どうもオペレーションに疑問を感じることが多くなったapple。お客さんに見放されないようにしてもらいたいです。

 

話が逸れてしまいました(汗;

同僚は、本家での修理をあきらめて、自力で修理しようとしてamazonでバッテリーを購入して取りかかったそうです。

ところが・・・知ってる人は知っているのですが、apple製品のネジは特殊な形(いわゆる星形ネジ)をしていて「トルクスドライバ」がないと外せません。また、ネジのサイズが「極小」なため、力加減をまちがえると、ネジ山をなめてしまって、外せなくなってしまいます。同僚は9つあるネジのうち4つ外したところで、ギブアップ。どうやらネジ穴をなめてしまったようです。

 

ということで、たかのところにヘルプが来て出動です。

見てみると、やはり残りの5つのネジはすべてネジ山をなめてしまっていて、ドライバで開けることは不可能な状態になっていました。

仕方がないので「どうなってもいい+成功報酬でお寿司」という約束(笑)を取り付けてMac Book Airを預かって帰ってきました。

電動工具を使って、ネジ穴にマイナスの溝を刻んで、なんとか裏蓋を開封しました。

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見事に膨らんだバッテリー(笑 こりゃダメだ!

バッテリーを取り外して、同僚がamazonで買った互換品と交換しようとしたら・・・

ここで問題発生!><

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上が、今回amazonで購入したバッテリー

下が、純正品

よ~~~~く見ると、ケーブルの位置が違うのがわかります。

ケーブルは同じなので取り付けは可能なのですが、取り付けると裏蓋が閉められない(笑

ということで、どうやらバッテリーの品番が違っていたようです。返品して再度注文し直しました。

 

後日届いたら交換作業をしようと思います。

1つ問題なのは、無理やりこじ開けたネジは再利用できないので、どうするか?です。

2mm×2mmの極小ネジですのでネットでしか買えず、今後バッテリー交換をする際に同じリスクが発生するのを避けるため、普通の+ドライバで開けられるネジに変えておきたいところですが・・・さてどうしたものか。

 

つづきは新たに注文したバッテリーが届いてから、です。
 


 

 

しつけの難しさ

たかです

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最近、みゆとたかの校舎でそれぞれ、「しつけができていないことによる教室運営の難しさ」に直面しています。

 

みゆの校舎の事例

自習室内での、飲食、後片付け、私語の問題です。

私たちの塾では「自習室利用ルール」というものが定められていて

①自習室を利用する場合は、自習室入口に設置されている「座席番号ボード」に自分のカードを差し込む

②自習室内の飲食は禁止(飲食は「飲食ルーム」で)

③自習室内の私語は禁止

の3つを定めています。

ところが・・・みゆの校舎では、ある学年の特定の生徒のグループがこのルールを守らず「やりたい放題」。自習室でおしゃべり&お菓子を食べ、その袋を床に放りっぱなし。他の学年の生徒から苦情がひっきりなしに来る始末><

 

たかの校舎の事例

年に2回行われる「授業アンケート」で、授業中にうるさい男子生徒がいるという指摘が複数。たかが受け持つ中1のクラス。何度注意してもその場限りで長続きしない。

①授業中に、問題をみんなで考えさせる時に、答えがわかると口に出して言ってしまう(=他の生徒が考える機会を奪ってしまう)

②授業中にある生徒が当てられてうまく答えられない時に、その生徒をからかったりバカにしたりする言葉を言ってしまう(クラス全体が笑って当該生徒は著しく傷ついてしまう)

厳しく注意しても、改善がみられるのはその授業時間内だけ。担当が変わったり、同じ担当(=たか)でも1週間たつと、また同じことの繰り返し。

個別懇談の時に該当する生徒の保護者に実情をありのままに伝えました。すると、「実は、学校でも全く同じことを言われてまして、家庭内でもご指摘の通りなのですが、どうすればいいかわからなくて・・・」とのこと。究極の「オレオレかまって君」に仕上がっているわけです。

他の学年でも同じ傾向が見られるクラスがあり、たかとしては初めての経験なのでとまどっています。

ここまで来て改善がこれ以上見られないようであれば、「塾をやめていただく」ことも視野に入れて対応せざるを得ません。

 家庭でのしつけの問題だとたかは思うのですが・・・現代っ子ってこんなものなのでしょうか???

中学生 VS スマホ・ネトゲ・LINE

たかです

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保護者懇談の「困りごと」で最も多いのが

スマホ・ネトゲ・LINEとのつき合い方です。

ご家庭の状況は1軒1軒違いますので、保護者の「困りごと」も多岐にわたります。

「まだ早いと私は思うのですが、友だちがみんな(スマホを)持ってる、って子どもが言うんです」

「あまりにひどいのでゲーム機を隠したら、手がつけられないぐらい暴れてしまって」

「最近、LINEの人間関係がどうもうまくいってないみたいで・・・」

 

たかは昭和の世代ですが、現在、子どもたちが置かれている環境は、昭和の頃とは似ても似つかないぐらい大きく変わっています。

入ってくる情報量はゆうに100倍は超えているでしょう。人間関係に神経を研ぎ澄ましておかなくては、いつ何がきっかけで「いじめ」の対象になってしまうかわかりません。昭和の頃の「ガキ大将がいて、マドンナがいて・・・」というクラスではなくなってきています。

 

そういうストレスフルな毎日の中で、子どもたちは「やるべきこと」に追われ、その中で束の間の安息を求めて「スマホ・ネトゲ・LINE」に「ハマって」いきます。

そして、一度ハマるとまるで麻薬のように、そこから抜け出すのは困難になっていきます。特効薬はありません。しかもこの「ワナ」にハマるのは比較的成績中~上位の子が多いのです。

 

特効薬はありませんが、うまく乗り越えたご家庭は

①家族会議でルールを話し合って決める

②その際に、親の一方的な押し付けではなく、互いに「一歩譲る」つもりで、着地点をさぐる

③一度決めたルールは「半永久的に絶対」ではなく、状況の変化に応じて「バージョンアップ」を検討する。

 

最もサイアクなケースは

何かのきっかけ(=定期テストで大きく成績が下がる、常識的な時間を超えていつまででもやってるetc)で親が「強権発動」して、ゲーム機を隠すとか、スマホを取り上げる

などの制裁措置を実行することです。こうなると目には目を、やられたらやり返す、で子どもは「地下にもぐる」ようになります。そうなると親はかないません。何よりネット関係の機器の使い方は子どもの方が親よりも上手です。親のパスワードの解除ぐらいは苦もなくやってのける子もいます。

 

そうならないためにも、「建設的な話し合い」は必須です。