就職に成績、履修歴が関係する?!
みゆです。
就職活動、重視されることは何だと思いますか???
私が思いつくことは
①コミュニケーション能力
②学生時代どう過ごしてきたか
という2点なのですが、②の「どう過ごしてきたか」はアルバイト歴、クラブ活動、海外旅行など、学業以外の課外活動を聞く採用官が多い印象です。
確かに文系学部卒業の場合、学業なんてただの一般教養+αくらいにしか考えてくれていなさそうです。
私はかねてから、なぜ企業はその人が大学で何を学んできたのかについて興味をもたないのかがずっと不思議に思っていました。
(まだ理系学部では研究内容は意味をなすとは思いますが…)
さて、今日は毎日新聞でとりあげられていたこちらのトピックについてお話します。
いまさら…?というのが正直な意見です。
こちらの記事に書いている内容で
[一般的な面接]として紹介されているものは
①当社への志望理由
②長所と短所
③学生時代に頑張ったこと
④部活やサークルは何をしていたか
唯一学業の要素をいれるとしたら③となりますが、
学業のみを全面的に出すとマイナスイメージに捉えられると聞いたことがあります。
「決められたこと、視野が狭い人間」と見られるらしいですよ。
そこで今回、[履修履歴を活用した面接]として紹介されたものが以下になります。
①授業は何を基準に選択しましたか
②一番力を入れた授業は何ですか
③語学に力を入れた割りに成績がよくないのはなぜですか
④社会に出て役に立ちそうな授業はなんですか
大学生になってからアルバイトを頑張るのはいいんです。お金を貯めて、長期休みに旅行にいって、友達と遊んで、それも大切な経験です。
しかし、最低単位さえとれば確かに卒業できるけれども、いったい何のために大学へいったのですか?という方も多いのも事実です。
頑張って受験勉強をしたのに、大学にいって遊ぶのであれば別にどの大学でも良かったのでは、と思うのです。でもネームバリューのためにやはりいい大学に行きたい。
「日本の大学は入ることの敷居が高く、出ることの敷居が低い。」
最終的にはこの問題に終着するのですが、特に後者の「出ることの敷居が低い」ことが問題なのです。
この敷居をあげれば少なくとも大学でも学業も頑張ります。ハイレベルな大学にいけばいくほど、卒業することが大変になるリスクも加算されます。
話は変わりますが、今、法学部が不人気なんです。
理由は「学ぶ内容が難しいから」だそうで、それを大学の入試広報から聞いた時には時代の流れなのかと思いました。
まぁもちろんこれだけが理由ではないはずです。
大学の制度さえ変えれば優・良・可の評価の精度もあがるし、わざわざ面接で履修歴など聞かなくても良くなるはずですが、まだまだ今の日本では根本を変えることは難しいんでしょうね。